【派遣会社の種類】大手・中小・外資系 何が違うの?

みなみ
派遣会社ってたーくさんありますよね。正直どれも同じように見えてしまうんですけど、何か特徴やタイプ、選ぶ際のポイントなどはありませんか?
酒井先生
初めて派遣登録する方にとってはどこの派遣会社も同じに見えるのは仕方ありません。派遣事業所は全国に8万所以上あり、それを全て把握するのは困難です。ここでは簡単な派遣会社の分類を解説しますので参考にしてみて下さい。

大手派遣会社:初心者におすすめ

テンプスタッフやリクルートスタッフィング、スタッフサービスなど言わずと知れた派遣会社の大手。派遣業界を常に牽引する存在であり、圧倒的な求人数と福利厚生の充実性が魅力です。ここで言う「福利厚生」とは、基本的な有給・育休・産休などは当然のこと、資格講座やキャリア講座割引(又は無料)、施設の利用、ベビーシッター割引など働く女性への支援制度を言います。

このような派遣社員を支えるためのサービスは財力・資本力が無いとできないため、初めて派遣登録される方やスキルに自信が無い方、産休・育休から復職を目指す女性におすすめです。

メリット デメリット 派遣会社例
  • 福利厚生が充実
  • 圧倒的な求人数
  • 女性に優しい
  • 社内選考が厳しい(登録者が多い)
  • 専門性の高い講座が少ない

外資系派遣会社:語学力を活かせる仕事多数

外資系派遣会社は本社が海外にある派遣会社のことを指します。アデコやランスタッドは派遣業界でも世界トップシェアを誇り、多くの国内の外資系企業を抱えています。

スキル重視・実力主義の派遣先が多く、年齢問わず高時給を狙えることが魅力です。貿易事務英文事務といった仕事に就きたい方は登録しておくべきでしょう。しかし注意点も多いため登録前は必ずこちらの記事もお読みください。

派遣社員が外資系企業で働くメリット・注意点

2017.04.25
メリット デメリット 派遣会社例
  • 語学力が活かせる
  • 高時給
  • 営業担当の質が高い
  • 語学力が求められる
  • スキル・経験重視
  • 社内選考が長い

資本系派遣会社:大手企業で働けるチャンスあり

商社やメーカー、銀行などグループ系列の派遣会社を指します。本社を含むグループ内の求人を多く抱えているため、大手企業の就業を希望している方におすすめです。選考も優遇されやすい傾向があります。

しかし、資本系派遣会社というのはそもそも親会社が「内部的な理由」で創設している背景があるため、時給が低く、会社としての発展・整備がイマイチという致命的なデメリットがあります。大手企業は、派遣会社に依頼するより自社で派遣会社を作ってしまったほうが安上がり、という発想によるものが多いのです。

メリット デメリット 派遣会社例
  • 大手企業の求人多数
  • 選考が有利になりやすい
  • 職種が豊富
  • 時給が低い
  • 他の大手企業が少ない
  • 求めるスキルが高い

職種特化型派遣会社:キャリアアップ環境が充実

ITエンジニア、薬剤師、軽作業、事務など職種に特化した派遣会社です。

大手では押さえきれていない細かい派遣先が多く、キャリアアップや資格関連の講座も専門的なものが多いため、ある程度職種を絞っている方は登録の候補としてみましょう。また特化している分、未経験から経験者と条件面についても幅広く設けています。営業担当についても業界を熟知し専門性が高いため、サポート面についても満足度が高いと評判です。

メリット デメリット 派遣会社例
  • 専門の求人多数
  • 職種に特化したスキルアップ講座
  • 職種が限定される
  • 求められるスキルが高い
  • 社内選考が厳しい

業界特化型派遣会社:キャリアチェンジを考えている方へ

職種特化型と勘違いしやすいのが業界特化型の派遣会社です。職種特化型より求人の幅が広く、「◯◯に関わる仕事がしたい」とイメージは掴んでいても細かいところまでやりたい仕事を絞りきれていない方におすすめです。

職種型より専門性の高い知識を求められることはありませんが、業界に対する理解はある程度必要です。

メリット デメリット 派遣会社例
  • 専門知識の高いコーディネーター
  • 業界内における案件の網羅性
  • 業界の理解が求められる
  • 業界による時給幅が大きい

独立系派遣会社(中小派遣会社)

「独立系」とは、上記のどれに当てはまらないいわゆる中小派遣会社や地方の派遣会社などです。明確な定義はなく「それ以外・その他」と理解して差し支えありません。派遣事業所は全国至る所に存在し、その数はコンビニよりも多いと言われています。ですから大手の派遣会社も昔は独立系派遣会社です。

従って独立系派遣会社を選ぶ際は、口コミや評判、歴史など企業研究をしてから登録する必要があり、各社で大きく品質・サービスに差があることを覚えておいて下さい。

ただ求人数・福利厚生の質についてはどうしても大手派遣会社に劣ってしまいます。この点については財力によるため、初めて派遣登録される方にはおすすめできません。あえて独立系派遣会社に登録するメリットといえば、中小所以の営業担当の柔軟性、選考のスピード感、隠れ案件の存在など、ある程度派遣という働き方に慣れた方が向いています。

メリット デメリット
  • 営業担当に柔軟性・スピード感がある
    マニュアル化されていない
  • 地方案件に強い(地方派遣会社の場合)
  • 隠れた優良案件が多い
  • 求人数が少ない
  • 営業担当の質に大きく差がある
  • 大手求人が少ない
  • ハズレ案件、ブラック案件が多い
  • 給料が支払われない、会社が潰れる可能性がある

初心者は大手派遣会社に登録

みなみ
何がやりたいかはっきりしない方は全ての種類の派遣会社に登録しないといけないということでしょうか?
酒井先生
迷っている場合は大手の派遣会社に登録しておくと安心です。薬剤師のように国家資格を要する仕事は扱っていませんが、職種・業界のほぼ全てを網羅しています。大手派遣会社であれば、子会社として職種に特化している求人サイトもあるので、必要であればそちらを紹介してくれます。
初心者におすすめの派遣会社 強み・特徴

テンプスタッフ
福利厚生が充実
・業界最大手
・未経験可案件が豊富

リクルートスタッフィング
未経験可の案件が豊富
・スキルアップ、研修制度が充実
・リクルートブランド

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