侮るなかれ!中小企業に派遣で働く注意点・デメリット

みなみ
次の派遣先は名前も聞いたことがない中小企業のようです。何か注意することはありますか?
酒井先生
「中小企業」とは、「大企業以外全て」という意味です。言葉の定義としては資本金3億円以下、又は従業員数300人以下の会社を中小企業と言いますが、日本とは国内でお金を回している内需国、そして全体の9割以上が中小企業で占められているためその「特徴」をまとめるのは非常に難しいのです。ここではあくまで一般的な注意点をまとめますが、全てをそれに置き換えて考えるのは避けて下さい。

中小企業は上級者向けの案件です

今の「大企業」も昔は中小企業です。また大企業から優良企業を探すより、中小企業から優良企業を探すほうが実はとても簡単。人が多いから・資本金が多いから・売上が高いから「良い会社」、と判断するのは危険です。

しかし、人が少ない・規模も小さい=「楽」と判断して中小企業で働き始められるのはもっと危険。

日本を支えているのは昔から中小企業。しかし派遣初心者にとっては大企業よりも中小企業の方が苦労することが多いと思います。アルバイトに置き換えても、大手チェーンレストランで働くよりも、地元の小料理屋で働く方が何かと「独自ルール」が多く、その割にまかないなどがたくさん振る舞われたり、逆に給料の計算がめちゃくちゃだったり・・・。

全てがそれにあてはまるわけではありませんし、慣れてくればそれを利用する手はないのですが、どちらかと言うと中小企業は上級者・経験者向けの案件なのです。

低時給の案件が多い

企業規模が小さくなればなるほど、派遣社員を「道具」として扱います。つまりギリギリの人件費で済ませるためにコストを重視します。派遣会社に支払う派遣料金も低いため、マージンをギリギリに設定、交通費や手当など時給以外の待遇面も充実していません。

一人に任される業務量が多い

大手は徹底した分業制です。対して中小企業は少ない人数でどれだけ効率的に仕事をこなし売上に繋げていくか、個人レベルで「利益」を追求する姿勢が高いため、必然的に一人に任される業務量が多くなります。スキルの伸びは大手以上ではありますが、残業が多い・休めない・責任が重いといったことが往々にして起こります。

社長のワンマン経営で契約が不安定

中小企業の多くは社長が指揮命令者・派遣先責任者としての実権を握り、契約更新の判断を担います。逆に、仕事の出来以上に人柄や容姿を重視する傾向があり、実力があっても社長に嫌われれば契約が来られることもしばしば。

派遣社員の扱いに慣れていない

中小企業だと派遣会社に初めて派遣を依頼する新規顧客も多くあります。そのため派遣法に関する知識が浅く、派遣社員の扱いに慣れていません。中には職場見学で面接をしてくる企業もあります。派遣社員を自社の社員のように扱い、平気でプライベートに踏み込んでくる上司もいます。

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2017.06.10

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