派遣を辞めたい・更新したくない時の連絡は派遣会社?派遣先?

みなみ
派遣社員の報・連・相は派遣会社と派遣先どっちにすればいいのかな?特に辞めたいときとか、更新をしたくない時なんだけど…。
れいか
基本的な連絡とかは全部派遣会社に任せた方がいいでしょ。やっぱり私たちを直接雇ってるのは派遣会社なんだから。
酒井先生
派遣会社は何でも報告・連絡・相談を受けますが、派遣先企業を介さずに済ませてしまうと、みなみさんやれいかさん自身の印象が悪くなることもあります。例えば緊急で休む時や、遅刻の連絡を派遣先に行わず、派遣会社を通して伝えると非常に印象が悪いです。ただ、「辞めたい」「更新したくない」といったデリケートな問題については派遣会社にして頂いて構いません。

これって派遣会社?それとも派遣先?派遣社員のケース別「報・連・相」

いかなる場合でも「報・連・相」が大事です。しかし派遣社員は派遣会社と派遣先との両方に挟まれているため、状況に応じてどちらにも報連相を行う場合があります。

休み・遅刻の連絡はまずは派遣先、その後派遣会社に

一番身近で多いのが「休みの連絡はどちらに行うか?」という問題です。

休むことがわかった時点でまずは「派遣先」に連絡します。始業する最低30分前までに連絡し、その後「派遣会社」にも同様の連絡をします。派遣会社から関節的に休みの旨を伝えるより、自分から直接担当者に話すことの方が好印象です。また派遣会社としても、急に派遣社員が休むことになった場合は謝罪の連絡を派遣先にするため、どちらにも必ず伝えて下さい。どちらか一方でも「知らなかった」という事態に絶対にならないようにしてください。

有給申請は派遣会社に早めに相談

有給申請については取りたいときに取ることが普通ではありますが、派遣社員としてその職場で長く就業することを望んでいるのであれば、繁忙期を避けてなるべく早い段階で「派遣会社」に相談してください。派遣先としても、繁忙期でない時期にとることは痛手にはなりませんしむしろ好印象です。また、早めに言われることで派遣会社としても有給の事務処理を早くできます。

具合が悪く休んでしまったときに有給を使うのはあり?
派遣社員が体調不良のときに有給を使うことは日常的に行われていますし、権利として当然に認められています。ただ、有給分の賃金を間接的に負担しているのは「派遣先」になりますから、必ず翌日お詫びをしましょう。また、休みを取った数日後に「あの休日を有給に充てることはできますか?」と言われることがありますが、できるときとできないときがありますので必ず「派遣会社」に相談してください。

「辞めたい」と思ったときに相談するのは派遣会社

「仕事がキツくて辞めたい」「残業が多くて辞めたい」と思い始めたらすぐに「派遣会社」に相談して下さい。職場の改善は派遣会社を通して行うことができます。仕事内容が聞いている内容と違うという事例も多いため、そういった状況が見つかれば派遣法違反になり、改善させることができます。派遣先としては契約内容を守ることが条件としてあるため、少しでも思うことがあればすぐに報告して下さい。

派遣の仕事を辞めたいときも派遣会社に相談して下さい。理由が曖昧で派遣先に非がないときは「更新まで頑張りましょう」と声をかける時もありますが、意思が固ければ辞めることもできます。報告なしの、いわゆる「バックレ」だけはやめて下さい。

「更新したくない」と思った時も派遣会社に相談

派遣会社は一人でも多くの派遣社員に働きやすい環境で長く就業して頂くことを考えています。「更新したくない」と思ったのであれば、無理に止めたりはしませんし、与えられた契約期間を全うしているわけですので、それを断って無理に働かせることは「派遣」という自由な働き方を私たちが否定してしまうことになります。

事後連絡でもいいので派遣会社には何でも報連相

「早退しました」「午後から出勤します」「遅れます」などのように細かいことであっても派遣会社に相談して下さい。給与や出勤簿を管理しているのは派遣会社なのでとても重要になります。派遣会社の営業マンの仕事として派遣社員ひとりひとりの状況を把握しようとしています。これは、監視とは異なり毎日顔を合わせることがない派遣社員との情報共有として重要とされています。上司がひとりひとりの日報に目を通すことと似ています。

派遣社員の働きやすさは営業担当との信頼関係から成り立つ

派遣会社は、ひとりひとりの派遣社員をしっかりとした管理体制で守っていくことが求められています。例えるなら「派遣会社の営業担当=派遣社員の上司」です。仕事内容や職場環境が悪くなくても「派遣会社の営業担当が気にいらない」ということが理由で、派遣先での就業を断る派遣社員もいます。

大手の派遣会社ではしっかり任せられると思われている営業担当しか派遣社員を受け持つことができないとも言われています。中小企業では、最短2週間で担当を持つこともありますが、自分自身がその当事者になれば絶対にイヤですよね。それくらい派遣社員と派遣会社は密接な関係になければならず、派遣会社の営業マンは高いスキルが必要なのです。