派遣に「書類選考なし」はウソ?履歴書不要で落とされる理由

みなみ
派遣って書類選考なくて楽に仕事が見つかりそうよね。自分のやりたいと思った仕事が見つかれば職場見学に行って即日から就業なんてことも夢じゃないのよね。
れいか
応募した人の全員が職場見学に行けるなんてことはないんじゃない?結局、スキルを見て書類選考してるに違いないわよ。
酒井先生
みなみさんのように勘違いされる方が多いのですが、派遣会社でも書類選考は行っています。「派遣先」が書類選考することは禁じられていますが、その職場のスキルに見合っているかどうかを派遣会社で判断しています。派遣の案件では履歴書は不要で書類選考はないように思われがちですが実際は派遣会社で厳正に審査しています。

派遣でも書類選考はある!履歴書不要なのに落とされる理由

派遣では「履歴書不要」となっていることがほとんどです。職歴・学歴・資格や経歴は派遣先企業に知られることがありません。従って「学歴フィルター」もありません。

しかし職場見学せずに落とされることもあり、事実上の書類選考が行われています。派遣会社によって派遣先に紹介できるかどうか判断されており。派遣先がコスト削減のために派遣会社に「選定の委託」をお願いしているのです。一時的な採用の判断も派遣会社に一任していることにあります。自社で採用活動を行おうとすると「書類選考」「面接」といった手間があり、そこにかける労力や人件費の削減ができるため派遣社員を採用するメリットがあります。

派遣会社に書類選考されている

shorui

「書類選考がない」というのは、「派遣先が」書類選考をしないという意味です。派遣会社が表立ってその人の選定をしているわけではありませんが、便宜上のステータスシートをつけています。登録に来る人の対応や職務経歴・スキルチェックなど派遣先に紹介できるかの判断をしています。

派遣の案件が例え「履歴書不要」となっていても、全員が職場見学に行けるわけではない理由がこれです。

書類選考で落とされるポイント

  • 事務経験を問われているのに通年した経験が1年未満の場合
    「事務経験必要」と記載されている求人に応募しても、ほとんどの派遣先が1年以上の経験を必要としています。こういった場合に少ししか経験がない人は派遣会社の書類選考で落とされます。
  • 未経験可でも登録時の対応が雑
    「未経験可」といった案件は誰でも就業できるような印象を受ける文言ですが、人間性をみて判断されています。派遣登録時の対応が雑であったり、常識のない行動は派遣会社としても「派遣先に紹介できない」と判断されます。
  • スキル不足
    主に、求人の内容では細かくパソコンのスキルを問うことはないです。しかし、より細かい内容については派遣先から支持がありその基準を満たしていないと落とされます。打ち込むスピードや今までのパソコン実務経験の部分です。
  • 年齢で落とされる
    派遣法違反ですが、派遣会社の営業担当には派遣先から紹介してもらいたい人のリアルな部分を支持されていることが多いです。「何歳ぐらいの人がほしい」といったことを派遣先から言われることがあります。こういった場合のときには年齢以外の何らかの理由で書類で落とすことがあります。
  • 見た目・ルックス・第一印象
    受付・秘書などの職種ではスキルと同等に容姿やルックスといった部分も派遣先から問われています。派遣先にとって「会社の顔」となるため、派遣先の要望を飲み込みながら派遣会社は判断しています。いわゆる「顔採用」は現実に行われてます。

派遣先が書類選考するときもある?

派遣先が紹介予定派遣として直接雇用前提の派遣を望んでいる場合のみ、派遣先に履歴書の提出が許されています。派遣社員がそういった紹介予定派遣(直接雇用前提)の仕事に応募する際は、派遣会社から履歴書を用意するように伝えられます。紹介予定派遣の選考では一度派遣会社で判断した後に派遣先に履歴書を提出して選考が進みます。

履歴書を2枚用意することもある
派遣会社によっては、社内での保管用と派遣先への提出用として2枚履歴書を用意することもあります。もし、その派遣先に選考に通ることがなくてもすぐに他の紹介予定派遣の案件へ応募できるようにするためです。

派遣会社も派遣先の人事の1人

派遣会社のコーディネーターや営業担当は派遣先の人事の1人と思ってください。「派遣先だけに良い顔してればいいや」という考えではいけません。派遣社員として就業するための一次選考は派遣会社であり、登録時の対応は丁寧にできるように望みましょう。

不器用でも構いませんので、「派遣社員として働きたい」という気持ちが伝わればコーディネーターや営業担当の方がしっかりとしたフォローであなたに合った仕事場を一生懸命探します。「書類選考」と聞くと袈裟に聞こえますが、これは派遣会社としてあなたの適正に合った職場を見つけるためにも必要なことなのです。

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