派遣の就業条件明示書に書かれている内容をわかりやすくまとめ

酒井先生
就業条件明示書には、派遣社員の雇用条件について記載されています。正社員や契約社員とは全く異なる契約書となっています。

派遣社員の就業条件明示書に書かれている内容

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人を雇用する上で就業条件明示書を雇用者に提示することは雇用主の義務です。特に派遣社員に明示する内容は派遣特有の内容が記載されています。

 「就業条件」に関する記載

  • 業務内容
    ここに記載される内容以外の仕事を行う必要はありません。
  • 就業日・就業時間
    出勤日・シフトの確認、休憩時間の確認。労働者派遣契約において派遣就業する日を明確に記載しなければいけません。契約外の就業をする必要はありません。
  • 残業の有無
    時間外労働・休日労働の有無を確認。残業は、残業が可能な日、又は延長可能な時間数を具体的に記載しなければいけません。
  • 派遣期間
    就業開始日から期間終了日を記載。抵触日についても提示されます。
  • 給与について
    時給・割増賃金の発生条件・給与の支払い日が記載されます。

「派遣先」に関する記載

  • 就業場所
    会社単位でもなく部署もしくは課単位まで記載します。また、就業先の住所も記載します。
  • 指揮命令者
    派遣先であなたに指示を出す人です。「上司」という位置付けです。
  • 派遣先責任者
    主に役職のある人やその社内での上役になる人をたてます。その人に直接繋がる電話番号を提示します(派遣先の会社の番号になっていることがほとんどです)。
  • 苦情の申出先
    派遣社員が指揮命令者の指導の仕方や仕事内容に関して苦情がある場合の申出先を提示します。従って、指揮命令者以外の方を記載しなければなりません。

指揮命令者・派遣先責任者(上司)の定義と対象者

2017.04.25

「派遣元」に関する記載

  • 派遣元責任者
    派遣会社で責任者講習を受けた人が就業条件明示書によって記載されます。
  • 苦情の申出先
    派遣社員が営業担当の苦情を申出る窓口を記載します。

就業条件明示書は必ず目を通す

就業条件明示書には、派遣社員の就業に関わる全てが記載されています。従って、記載されている内容以外の仕事を頼まれたり部署が異動することもありません。面倒なことは派遣会社に任せて構いませんが、自分の就業条件はしっかりと把握しておきましょう。

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