派遣なら副業・ダブルワークはOK?空いた時間でアルバイトもしたい

みなみ
派遣の場合、副業とかダブルワークは許されているんでしょうか?例えば派遣の仕事がない日は別のアルバイトや単発の仕事をしてお金を稼ぎたいんですが。
れいか
派遣は「自由」が売りだからそれくらいは許されてるんじゃないかしら。でも派遣社員の仕事ってダブルワークできるほど甘くはないわよ。やってることは普通のOLと同じだし、健康面を考えたら無理しない方がいいと思うわ。
酒井先生
法律上も慣習的にも、派遣会社はダブルワークを禁止していません。ただ、れいかさんがおっしゃるように1つの仕事に集中した方が長期的に見て自分のためになるはずです。例えば、派遣はアルバイトと違って「更新」という制度があります。その更新の判断基準は、実績や働きぶりを評価して決めるものなので、できるだけ一つのことに集中してより高い評価を得たほうが、時給や今後の仕事にも可能性が広がります。

派遣社員はダブルワーク可能

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派遣社員に副業禁止の規定はありません。派遣社員は直接雇用の契約社員やアルバイト、正社員と違ってその会社の就業規則に左右されないため兼業・副業はOKです。

正社員の副業が多くの企業で禁止とされている理由は、自社の業務に専念してもらうためです。そのための福利厚生だったり、賞与、退職金などのサポートが手厚く完備されています。逆に言うと、こうしたサポートがない代償が、派遣社員に「自由な働き方」「高時給」といったメリットで還元されていると言えます。

ただそれを実現するためには、目の前の仕事を「確実に」こなし、派遣先からの信頼を得る必要があります。目先の賃金に目が眩み、どちらの仕事もおろそかになるようでは本末転倒です。

派遣社員のダブルワーク・副業のメリット

最近では9:00~12:00までのパートタイムや週2~3のシフト制の派遣が特に人気です。時間を有効活用できたり、たとえハードワークでも「午前中だけなら耐えられる」「週2~3であれば頑張ることができる」といったニーズが多い印象です。

例えば、都内では未経験でも時給1500円以上稼ぐことができるテレフォンオペレーターという仕事があります。毎日フルタイムで続けることは難しくても、短時間で集中して稼ぐことは誰でも可能です。仕事柄、短時間でもスポット的でも人手を必要としているため、募集においても採用されやすく、慣れれば時給1800~2000円以上も可能です。

これが事務受付の仕事だと、数年経験を積んでようやく1300~1500円という時給です。ただ、テレフォンオペレーターと比較すると格段に楽な仕事になるので、メリハリをつけるためにテレフォンオペレーターと併せて(午前中:テレフォンオペレーター、午後:事務)仕事をされる方も多いです。

1日・1ヶ月・1年という有限の時間を効率的に活用する上で、時給は見過ごせないポイントです。

アルバイトと組み合わせることも可能

もちろんアルバイトと組み合わせることも可能です。しかしアルバイトは就業先との直接契約なので、厳密には全てのアルバイトで副業が認められているわけではありません。詳しいことはアルバイト先に聞いて下さい。

フルタイムの仕事でもダブルワークは可能

あまりオススメはできませんが、平日5日勤務のフルタイムの仕事であってもダブルワークは可能になります。私が担当していた派遣社員で、9:00~18:00は派遣の仕事、20:00~23:00はアルバイトと、1日に11時間も働いていた方がいました(残業を含めると実際はもっと働いていたと思います)。

法律上何も違反ではありませんし、誰もそれを禁止する権利を持っていないため、私は口頭で注意喚起をするまでに留めていましたが、やはりそれは長く続くことはありませんでした。体への負担はかなり大きかったようで、結局長期の休みを取ることとなり、派遣の契約も途中で切らざるを得なくなりました。

こうしたことが起こると、どうしても副業を禁止させたい派遣先も増えてきます。派遣先が派遣社員に対して副業を禁止させることはできませんが、副業が発覚してしまうと次回更新時に更新されないことも例としてはありました。

従って、仮に派遣以外の職場で副業をする場合は、派遣先で自分が副業をしていることを明らかにしないほうが良いでしょう。

ダブルワーク時の雇用保険は?

ダブルワーク時に重要になるのが、「どちらの就業先で雇用保険に入るか?」ということです。雇用保険の条件を満たせば、加入することはできますが、2つ以上の加入はできません。この場合、労災などで失業給付を受けることを考えて給料の多く貰っているところで加入しておきましょう。

労働基準法の見解

ダブルワークは労働基準法では禁止されていません。週1日・月4日の休みに関しても1つの就業場所に関しての規定です。ただその反面、1日の労働時間がダブルワークで8時間を超えても割増賃金の該当になりません。

派遣社員のダブルワークの確定申告

派遣による賃金が主(甲)の場合は、派遣会社が源泉徴収を行い確定申告します。ダブルワーク分(乙)に関しては、そのアルバイト先で源泉徴収票を貰い自分で確定申告することになります。通常、ダブルワーク分の源泉徴収が年明けに還付されますので確定申告しないと損になります。面倒でも行うようにしましょう。

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2017.03.24

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