リゾートバイトの実態~低賃金・24時間拘束のブラック案件

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リゾートバイトの実態~低賃金・24時間拘束のブラック案件
みなみ
今年の夏は旅館で働こうと思います!私の周りでも「リゾートバイト」が流行っているみたいですごく面白そうなんです。
れいか
リゾートバイトって大学のサークルみたいな臭いがしてなんか嫌いなのよねぇ。それにちょっと危なそうだし。
酒井先生
リゾートバイトは学生や一人暮らしのフリーターの方に人気の仕事です。スキーやスノボーが好きなら雪山で、海が好きなら離島の旅館やインストラクターとしても働くことができます。「好き」を仕事にできる代表的な例かもしれませんね。ただ、甘い話ばかりではないのがリゾートバイトです。概要や注意点を解説してくのでよく聞いていてください。

リゾートバイトって何するの?

旅行が好きな方やリゾート地で働きたい方におすすめなのがリゾートバイトです。勤務先は全国各地にあり、自分の好きな場所で働けることや無料で宿泊施設に泊まれることで、人気の仕事となっています。学生の方であれば、長期の休みを利用して友達と旅行感覚でお金を稼ぐこともできてしまいます。短期~長期の就業期間を選べるので自分の条件に合った仕事を見つけることができます。

リゾートバイトの仕事と時給

【宿泊施設】
・フロント
・接客
・仲居
【スキー場・海】
・ゲレンデ監視員
・マリンスタッフ
・レストラン
・インストラクター

【その他】
・テーマパーク
・キャンプ場
・牧場 他

職種に関わらず時給相場は1,000~1,300円。季節ものは急募になりやすいため、高めの時給に設定される可能性がありますが、正直のところ決して「高い」とはいえないものばかりなのが実態です。しかし残業はほぼ無く、職種によっては就業時間を過ぎた後は自由時間を設けているところがあります(ただし拘束されていることに変わりはありません)。

就業までの流れ

  1. 求人サイトに登録
  2. 仕事先を検索
  3. 履歴書をwebから登録
  4. 面接&仕事説明
  5. 仕事が決定
  6. 就業スタート

一般的な求人サイトだと扱っていない(又は求人そのものが少ない)ので、リゾートバイトを専門に扱っているサイトで登録をします。登録制の仕事なので、短期の仕事であれば、終わり次第、契約終了となります。

なお雇用形態は仕事・案件によって異なり、派遣と直接雇用(アルバイト)の2種類があります。そのためどちらの雇用形態がいいか、面談時に伝えておきましょう。仕事先がリゾート地なので、「即日可」の案件はなく、登録~就業スタートまで約2~3週間かかります。

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2022.05.23

リゾートバイトの魅力

  • 無料でリゾート地を利用できる
  • 友達が増える、彼氏・彼女ができやすい
  • 生活費が浮く
  • 貯金ができる

最大の魅力は、リゾート地で働けることです。当たり前ですがどこの施設も無料なので(業務上必要なので)、スキー場であればリフト券は乗り放題、宿泊施設も無料、まかないも多くのところで与えられ、様々な地方から来る方との交流も増えるため交友関係も広がります。ほとんどのバイト先が住み込みでの仕事となり、寮費・水光熱費・食費が全て無料です。生活費が浮き貯金もできます。

リゾートバイトの注意点

  • 交通費は実費負担が多い
  • 泊り込み(逃げられない)
  • 時給が低い

就業先となるリゾート地に行くための交通費は多くのところで実費負担になっています。求人の中には往復交通費を支給してくれるところもありますが、その分時給が低く調整されている場合もあります。スタッフをあわよくば騙そう・うまくこき使ってやろうというバイト先は、こうした募集内容からも見えてくるため案件をよく確認してから申込みましょう。

また基本はどれも泊り込みの仕事になるため、休日があっても就業先で過ごすことになります。つまり、逃げられません。人間関係でうまくいかなければどこよりも最悪な労働環境にもなり兼ねないということを覚えておきましょう。

宿泊施設やまかないなど、福利厚生面は充実していますが、どこも時給が低いため高時給といっても1,300円ほどが限度です。アルバイトよりは高く、派遣社員よりは低いといった印象です。リゾートバイトは浮かれた話も多いのですが、ブラックバイトの代表的な職種でもあります。挑戦する場合は、身近な経験者に話を聞いたり、ここにまとめた注意点を中心にリゾートバイト会社の方に質問してみましょう。

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