



結婚式をプロデュース!ブライダルの派遣の仕事って何をするの?
ブライダルの仕事は女性にとても人気があります。人生の一大イベントに携われることが人気の原因となっています。
しかし現実は、派遣であってもとても責任が大きい仕事で、業務内容も多岐に渡ります。その分やりがいや達成感は他の仕事では味わえない独特なものがあります。ウエディングプランナーは業界未経験で採用される可能性は低いですが、それを支える営業事務や補助的な仕事は派遣の求人にも多くあります。
ブライダル派遣の時給や残業の実態
1,200~1,500円と時給は一般事務や営業事務と変わりありません。それ以上の時給になると派遣ではなく紹介予定派遣や契約社員といった直接雇用を前提にしたものが多くなります。ブライダルの仕事の実態は離職率が意外と高く、かつ担当する方と長期的な付き合いになるため長く働ける方を求めています。
ほとんどの派遣先で残業が求められmワークライフバランスを求める主婦の方には向いていません。仕事のペースが相手任せ(新郎新婦側)になってしまうため、スケジュール通り・自分の思う通りに進めることが難しいため自身のプロデュース力・企画力が求められます。
ブライダル派遣に求められるスキル
- 事務経験
一般的な事務スキルは必須。業界未経験で採用される可能性はありますが、社会人未経験で採用される可能性は低いでしょう。 - PCスキル
スケジュール調整や相手とのやり取りのほとんどがPC上で行います。またWord・Excel以外にもプレゼン資料が作成できるようPowerPointのスキルや映像作成のスキルが求められることもあります。 - 対応力
スケジュール通りにいかないことや当日のトラブルにも迅速に対応できる能力が必要です。 - ビジネスマナー
対人かつプライベートに踏み込んだ仕事になるため、丁寧な言葉づかいやコミュニケーション能力が非常に求められます。
ブライダル派遣で働く注意点
- 休みが取りづらい
- 時期によって仕事量が一気に増える
- 基本的に忙しい
- 残業が多い
結婚情報誌「ゼクシィ」を運営するリクルートの調査によると、5月・4月・10月という順に式を挙げる回数が多いと言われています。ジューンブライドと呼ばれている6月は全体で5番目となっています。その時期だけが忙しいのはもちろん、準備もするために年中気が抜けない仕事です。
長期休暇が取りづらく、有給消化は退職してからまとめて使用する傾向にあるようです。仕事とプライベートが分けづらく、派遣で働く人材のニーズ(主婦やワークライフバランスを重視する方)にとってみると、離職率は必然的に高くなるようです。
「ブライダル関係って華やかで良いな」と軽い気持ちで挑戦できる仕事ではありません。働き続けている方は、「ブライダル関係で働きたい・人を幸せにしたい」という強い意志を持っています。いざウエディングプランナーになったものの、1~2年で辞める方も多く、現実とのギャップを強く感じて辞めてしまうようです。
ブライダル派遣で磨かれるスキル
- 営業力・提案力・企画力
- スケジュール管理能力
- ビジネスマナー
ブライダルの現場で働いている方は専門学校でしっかり学んできた方や、結婚・出産から復職される方が非常に多く、全くの未経験という方はほとんどいらっしゃいません。
人の人生を左右する仕事のため、一度で得られる経験値が高く、その準備をするだけでも相当な労力が必要とされます。短い期間でも身に付くものがたくさんあり、そうしたことはサービス業におけるメリットでもあります。ブライダル関係の仕事で働きたいのであれば、相当な覚悟と、ずっとそこで働いていくくらいの向上心、勉強していく姿勢が求められます。