派遣期間は「社会人経験」にならない?社会人経験にする方法も解説!

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派遣社員期間は「社会人経験」として扱っていいの?(派遣ガールズ)
みなみ
転職活動にあたり、「職歴」に派遣社員の経歴を書くべきだと教わりました(参照)。しかし、面接官に社会人経験を問われたとき、派遣社員の経験は社会人経験にならないと言われました。

履歴書に派遣社員の勤務歴を書いたものの、社会人経験として扱われず「社会人経験ゼロだよね」と言われた経験のある方も少なくありません。

そこで当記事では派遣社員の期間は本当に社会人経験とならないのか、社会人経験にする方法も含めて詳しく解説していきます。

派遣社員の期間は「社会人経験」にならない?含まれる?

結論から言ってしまうと、派遣社員としての経験も社会人経験となります。

学校卒業後に働いている期間は正社員でなくとも、本来であれば社会人経験として含まれるべきです。

派遣社員に限らず、アルバイトやパートの雇用形態であっても、学校卒業に働いている期間は社会人経験です。

社会人経験にならない企業があるのも事実

ただ、社会人経験に明確な定義がないため、偏見を持った人間が採用担当だった場合は、派遣社員が社会人経験にカウントされないケースがあるのも事実です。

正社員として働いた期間のみが社会人経験の期間と考えている人も、残念ながら存在します。

この辺りは企業や個人の価値観による所が大きいので、例えばA社では社会人経験として扱われなくても、B社では普通に社会人経験として扱われたりします。

そのため、仮に「派遣社員だから社会人経験ゼロだよね」と言われたとしても、そういった古い偏見を持っている企業は気にせず、別な会社に応募すると良いでしょう。

むしろ今や正社員と大差ない仕事をしていることも多い派遣社員を社会人と認めないような企業は、旧体質かつブラックで陰湿で入社しても苦労します。

事前に最低の会社を回避できたと思い、ポジティブに考えましょう。

派遣社員の期間を社会人経験にするポイント

企業が「社会人経験」に求めている条件を満たす

引用:リクナビNEXT某案件

社会人経験と認められないこともある派遣社員の期間を、上手いこと社会人経験と認めさせるには「何故その会社が社会人経験を求めているのか」理解するのが重要です。

例えば、営業職が社会人経験に求めるのは一般的なレベルのビジネスマナーと、顧客に応対できるコミュニケーション能力です。

つまり、派遣社員であっても御社に採用されるに足る、ビジネスマナーとコミュニケーション能力があると証明できれば、一切問題がありません。

実際、多くの企業が「社会人経験」という条件に期待しているものは、正社員でなければ体験できないものではありません

派遣社員や契約社員、言ってしまえばアルバイトでも体験できる場合があります。

しかし、正社員よりも説得力に欠けてしまうものが多いのは事実であるため、聞かれた際に証明できるよう対策は取っておかなければいけません。

正社員が持っているマナーや責任感を身に付けている

派遣社員が社会人経験とみなされない原因の一つが、一般的なビジネスマナーが欠落していたり、責任感のない方が正社員よりも多いせいです。

つまり、自分は正社員と同じ、ともすればそれ以上のマナーや責任感があると証明できれば、派遣社員であっても社会人経験と認められやすいでしょう。

実際は正社員であってもマナーも責任感も欠如している方は大勢いるのですが、世間の目として派遣社員は責任感がないという風潮があるのも事実です。

また、企業が新卒でない転職者に求めるものは即戦力なので、転職してからビジネスマナーやスキルを学ばせて頂きます、という姿勢ではお話になりません。

責任感のアピール例

責任感をアピールする回答例
今まで派遣社員として、3社の企業でOA事務・秘書・経理事務の経験を積んできました。全ての派遣先で契約期間満了まで働き、業務を途中で投げ出してことはありません。また、時給でお給料をいただいている以上、残業をしないで与えられた業務をすべてこなすことを常に考え行動していました。そのため、帰宅前には上司に報告をし、翌日の業務についても確認してから帰宅しておりました。

派遣社員を採用した経験がない企業は、時給で働いている派遣社員に対して「仕事途中なのに定時に帰られたらどうしよう」「残業に対する耐性がなさそう」という疑念を持っていることが多いです。

そのため、履歴書の自己PRや面接での応対で、自分が世間のイメージにある派遣社員とは違い、正社員として採用されるに相応しい人材であることをアピールしましょう。

残業が多くても問題なく対応できることや。仕事への責任感をアピールすると良いでしょう。

有用な資格を取得する

その他に、応募したい正社員の職種に関連した資格を取得するのも効果的です。

資格を取得しているという事は相応に努力をしている証明となりますし、正社員に必要なスキルが備わっていることもアピールできます。

派遣社員は全員やる気がないから社会人経験にならない、という偏見を持っている会社でも有用な資格を持っていれば優秀な人材と思われるので、派遣社員の期間を社会人経験と認められやすいです。

派遣社員と正社員の雇用形態への違いを理解する

正社員になる際には、実力はもちろん無期雇用について理解があるかどうかも見られています。

ドラマの「ハケンの品格」にもあるように毎日定時に帰宅して、雇用期間が満了になったら旅行にいくなどといった気分転換は当然ですが正社員ではできません。

正社員の年間休日は一定であり、企業によっては休みの日が決められています。

また、時給ではなく月給、フルタイム勤務になるため、見なし残業などが設定されていた場合は働いた分だけ給料がもらえるとは言い切れません(もちろん例外もあります)。

正社員から正社員の転職であれば雇用周りについての理解はできているため採用担当も気にしませんが、派遣社員から正社員への転職である場合、その点が懸念されることも多いため、無期雇用に対する理解があることも話せるようにしておきましょう。

正社員として就業する意思・決意
派遣社員は時給制のため、定時になると基本退社しなければなりません。恐らく、どの派遣先でも自分の退社後も正社員は一生懸命に働いていたと思います。同じことが出来るのであれば、正社員になることができるでしょう。

派遣社員の期間を社会人経験と見てくれる会社の探し方

転職エージェントに登録する

採用担当が「正社員としての経験」を求めているケースは多いのですが、転職エージェントを利用すれば「社会人経験」におけるミスリードは起こりません。

なぜなら、転職エージェントは企業がどんな人材を求めているのか企業から伝えられているので、「社会人経験=正社員経験」と考えている企業を派遣社員に紹介することはないからです。

派遣社員だろうとパートだろうと、勤務年数を社会人経験としてカウントしてくれる会社だけを紹介してくれるので安心です。

また、派遣社員として仕事しながら転職活動をするのは時間がとてもかかります。

しかし、転職エージェントであれば求人の紹介から履歴書の添削、面接サポートまで全てやってくれるので、気疲れを減らすためにも転職エージェントに登録するのは妥当な判断と言えます。

過去に派遣社員を正社員として採用した会社

過去に派遣社員の正社員採用をしたことがない企業だと、前例を重視する日本の企業の場合は難しいのが現実です。

求人欄に「要正社員経験」と書いてある場合は分かりやすいですが、「社会人経験」と書いてある求人の方が圧倒的に多いため、職務経歴書を出すか面接を受けるまで派遣社員を社会人経験として認められるかは分かりません。

その点、転職エージェントであれば過去に派遣社員を正社員として採用した経歴がある企業だけを紹介してくれるので、転職しやすいと言えるでしょう。

派遣社員の期間は社会人経験にならないのかまとめ

今回は派遣社員の期間が正社員になるのか、ならないのかを紹介しました。

派遣社員の期間は本来であれば社会人経験となるべきです。

ただ、残念ながら古い価値観の会社は未だに派遣社員を社会人経験とみなしていないのも事実です。

逆にベンチャー企業やIT系といった会社は偏見がなく、契約社員でもやる気と能力があれば正社員として雇用してくれます。

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